資産家の状況による相続対策物件の買い方 / 株式会社シー・エフ・ネッツ

2014年9月23日

資産家の状況による相続対策物件の買い方

「収益物件を購入して相続税を減らす」
昔から非常にポピュラーな相続税対策として知られてきました。
ただ、資産家をとりまく周辺業者にとっても魅力的な案件であるからこその危険性も潜んでいます。相続対策物件の購入というのは、仲介手数料を見込むことができる不動産業者はもちろん、「資産家」という固い融資先に多額の融資を行うことができる銀行にとっても魅力的な案件です。その物件を購入する事がご本人のためになるかどうか、を度外視して購入をすすめてしまうことも少なくありません。冷静な判断をするべき顧問税理士も、不動産投資全体を理解していないと、相続税の圧縮効果があることに間違いなければ、購入を止めなかったりします。
その結果、確かに相続税圧縮効果はあったけど、全体として損してしまった、なんてことになることもよくあることです。だからと言って、収益性の高い物件が見つからなければ買わない方が良い、という訳でもありません。その物件を購入してよいのかは、資産規模、借入金額、物件の相続税評価、物件の収支、相続人の数、などを総合的に勘案して、資産家ご本人が判断しなければならないのです。
本セミナーを聞いて頂く事で、相続税対策物件購入の判断をする際の一助になればと思います。